尼崎市では、地域経済の持続的発展と事業者の経営基盤強化を目的とした、業務プロセスの省力化や生産性向上に資する設備・システムの導入を計画する事業者を対象に、「省力化・生産性向上設備導入支援補助金」が実施されています。この度2026年版の詳細が公開されました。
尼崎市の省力化・生産性向上設備導入支援補助金とは
「省力化・生産性向上設備導入支援補助金」は、昨今の物価高騰や慢性的な人手不足といった経営課題を解消することを目的とした制度です。尼崎市内の中小企業者が、省力化や生産性向上につながるIoT機器やロボット、ソフトウェアなどの設備を導入する際、その費用の一部が補助されます。
補助上限額、補助率
| 通常枠 | 拡充枠 | |
|---|---|---|
| 補助上限額 | 製造業:200万円 製造業以外:100万円 | 500万円 |
| 補助率 | 3分の2以内 | 3分の2以内 |
| 主な要件 | ・市内の中小企業・個人事業主 | ・市内の中堅・中小企業者 ・専門機関(AMPI)による伴走支援が必須 |
補助対象経費
補助対象となる経費は以下となります。
なお、パソコン、タブレット、スマートフォンのような汎用性のある機器や、既存設備の老朽化による単純な買い替え、車両、空調設備などは原則として対象外とされています。詳しくは要綱をご確認ください。
- 1.機器設備
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製造ロボット、3Dプリンター、券売機、IoT デバイス、既存機器設備のデジタル化(改修含む)、等
- 2.ソフトウェア
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生産管理システム、予約管理システム、作業工程管理システム、受
発注システム、物流管理システム、等 - 3.上記1及び2掲げる設備等の導入に係る経費
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設置費、配送費、工事費、付属設備の改修費、セッティング費、等
公募スケジュール(令和8年度)
公募スケジュールは以下のように予定されております。通常枠は2回に分けて公募が行われ、拡充枠は。
• 第1回公募:令和8年2月2日(月)~令和8年4月30日(木)
• 第2回公募:令和8年6月1日(月)~令和8年8月31日(月)
• 拡充枠:令和8年2月2日(月)~ 令和8年12月28日(月)
なお、拡充枠は予算上限に達した時点で受付けを終了する予定となっています。
申請を検討されている場合は早めの対応をおすすめします。
申請方法
郵送(「レターパック」又は「レターパックライト」)もしくは、ご持参での提出となります。
提出先は、尼崎市役所 経済環境局 経済部 イノベーション推進担当です。
国の補助金はほとんどが電子申請のみとなりましたが、市の申請ではまだまだ郵送・持ち込みが多いですね。
まとめ
以上、2026年版 尼崎市の省力化・生産性向上設備導入支援補助金の内容でした。
省力化投資に対する支援制度としては、ものづくり補助金や中小企業省力化投資補助金といった国の施策も展開されていますが、近年これらの補助金制度における採択率は低下傾向にあり、事業者にとって必ずしも活用しやすい状況とは言えません。
このような状況下において、尼崎市独自の「省力化・生産性向上設備導入支援補助金」は、地域事業者にとってより現実的かつ有効な選択肢となり得ると考えられます。業務の省力化や効率化を検討されている尼崎市内の事業者の皆様におかれましては、本制度の積極的な活用をご検討いただくことをお勧めいたします。
