
令和7年3月21日に、小規模事業者持続化補助金<災害支援枠(令和6年能登半島地震等)>6次分の申請受付が開始されました。
能登半島地震の影響で、現在も復旧・復興の途中にある事業者様が多くいらっしゃることと思います。事業の再建に向けて、該当する要件に当てはまる場合は、ぜひご活用をご検討ください。
小規模事業者持続化補助金<災害支援枠>とは
小規模事業者持続化補助金<災害支援枠>とは、令和6年能登半島地震による災害及び令和6年能登豪雨との関連性の高い災害により甚大な被害を受けた小規模事業者に対し、災害からの事業の再建に向けた計画を事業者自ら作成し、作成した計画に基づいて行う事業再建の取組に要する経費の一部が補助される制度となります。
補助対象者
石川県、富山県、福井県、新潟県に所在する、令和6年能登半島地震により被害を受けた小規模事業者等及び、令和6年9月21日から23日の能登豪雨により被害を受けた小規模事業者等。
補助上限額
補助上限額は下記となります。災害による被災の内容によって補助上限額が変わります。
補助上限額 | |
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自社の事業用資産に損壊等の直接的な被害があった事業者 | 200万円 |
間接的(売上減少)な被害があった事業者 | 100万円 |
補助対象となる経費
補助対象となる経費は以下となります。
策定した「経営計画」に基づいて支払われた経費であり、交付決定日以降に発生し対象期間中に支払が完了した経費であることが必要となります。
費目 | 経費の内容 |
---|---|
機械装置等費 | 事業の遂行に必要な機械装置等の購入に要する経費 |
広報費 | パンフレット・ポスター・チラシ等を作成および広報媒体等を活用するために支払われる経費 |
ウェブサイト関連費 | 事業再建を行うためのウェブサイトやECサイト、システム(オフライン含む)等の開発、構築、更新、改修、運用をするために要する経費 |
展示会等出展費 | 新商品等を展示会等に出展又は商談会に参加するために要する経費 |
旅費 | 経営計画(様式2)に基づく事業再建(展示会・商談会等の会場との往復を含む。)等を行うための旅費 |
新商品開発費 | 新商品の試作品や包装パッケージの試作開発にともなう原材料、設計、デザイン、製造、改良、加工するために支払われる経費 |
借料 | 補助事業遂行に直接必要な機器・設備等のリース料・レンタル料として支払われる経費 |
設備処分費 | 事業再建の取組を行うための作業スペースを確保する等の目的で、当該事業者自身が所有する死蔵の設備機器等を廃棄・処分する、又は借りていた設備機器等を返却する際に修理・原状回復するのに必要な経費 |
修繕費 | 上記(機械装置等費から設備処分費)に該当しない経費であって、被災した店舗や宿泊施設、各種機械装置等の修理修繕作業にかかる経費 |
委託・外注費 | 上記(機械装置等費から修繕費)に該当しない経費であって、補助事業遂行に必要な業務の一部を第三者に委託(委任)・外注するために支払われる経費 |
車両購入費 | 事業の遂行に必要不可欠であり、もっぱら補助事業で取り組む特定の業務のみに用いることが明らかな車両の購入に必要な経費 |
申請期間
申請期間:令和7年3月21日(金)~令和7年4月28日(月)
[郵送:締切日当日消印有効、電子申請:締切日17:00]
申請には、事前に地域の商工会議所・商工会に「支援機関確認書」の作成・発行を受ける必要があります。
余裕をもって申請スケジュールを立ててください。
申請方法
申請方法:郵送申請および電子申請システムでの受け付けとなります。
まとめ
以上、小規模事業者持続化補助金<災害支援枠(令和6年能登半島地震等)>6次分の説明でした。
詳細につきましては小規模事業者持続化補助金事務局のホームページの公募要領をご確認ください。