
環境への配慮が重視される今、生ごみの処理は避けて通れない課題となっています。特に飲食店にとっては毎日の営業で必ず出る生ごみ。衛生面への配慮はもちろん、臭いや害虫対策、処理にかかるコストなど、頭を悩ませている店舗も多いのではないでしょうか。
そんな中、豊中市では「事業系ごみ処理機設置補助金」の公募がスタートしました。この制度を活用すれば、生ごみ処理機の導入費用の一部を市が補助してくれるため、導入コストを抑えながら衛生環境の改善を図ることが可能です。ぜひチェックしてみてください。
豊中市事業系ごみ処理機設置補助金とは
「豊中市事業系ごみ処理機設置補助金」とは、豊中市内の事業所から排出される生ごみ等の一般廃棄物の減量化及び資源化の促進を図るため、ごみ処理機を設置する事業者に対し、豊中市事業系ごみ処理機設置の設置費用の一部が補助される制度です。
なお、本補助金は事業者が対象となります。事業をされていない方は対象に含まれていませんのでご注意ください。
申請の対象者
申請ができる対象者は、以下の①②のいずれにも該当する事業者となります。
①豊中市内に事業所を有するもの
②豊中市に納付すべき市税の滞納がないもの
対象となるごみ処理機
生ごみやおむつ等の事業系一般廃棄物を、発酵、加熱、乾燥等の方法により、減量・分解・堆肥化することが可能なもので、減容率80%以上のもの(ディスポーザーを除く)
補助上限額・補助率
補助上限額:300万円 ※上限額まで複数の申し込みが可能です
補助率:対象経費の2/3
受付開始日
申請の受付:令和7年4月1日から
提出方法は、郵送またはメールで豊中市環境部減量計画課に提出します。
まとめ
以上、豊中市の事業系ごみ処理機設置補助金でした。
申請書も記入する項目も少なく、導入する設備が決まっていれば比較的簡単に提出できる補助金かと思います。
補助金の活用を検討している飲食店の方は、ぜひこの機会に導入を前向きにご検討ください。
限られた予算のなかでの公募となるため、気になる方は早めの準備・申請がおすすめです。