中小企業省力化投資補助金の製品カテゴリ

補助金・助成金は日々新しい内容に更新されます。申請される際は必ず最新の公募要領を確認ください。当事務所ページの見解により不採択となった場合も、当事務所では責任を負いかねます。

こんにちは!SKY労務・行政書士事務所です。

今期より事業が開始された中小企業省力化投資補助金をご存知でしょうか。
本補助金の製品カテゴリ一覧が更新しましたで解説いたします。

中小企業省力化補助金とは

人手不足解消に効果があるロボットやIoT等の製品を導入するための経費を国が補助することにより、簡易で即効性がある中小企業の省力化投資を促進し、売上拡大や生産性向上を図るとともに賃上げにつなげることを目的とした補助金です。

補助対象となる機器については、対象製品のリスト(カタログ)に登録された省力化製品から、自社の課題に合わせて製品を選択する方式となっています。方式としてはIT導入補助金に近いですね。

補助対象となる事業

人手不足の中小企業などが、省力化製品を対象製品のリスト(カタログ)から選んで導入し、販売事業者と共同で「労働生産性 年平均成長率3%向上」を目指す事業計画に取り組むものが対象となります。

補助率と補助上限

従業員数補助率補助上限額賃上げを達成した場合
5名以下2分の1200万円300万円
6~20名500万円750万円
21名以上1,000万円1,500万円

公募期間

随時受付中(2024年6月25日)
※補助事業期間は交付決定日から12カ月以内

対象カテゴリ

令和6年9月2日時点のカテゴリは下記となります。
登録製品数がスチームコンベクション、券売機が群を抜いて多く、飲食サービス業向けの製品が登録されていることが確認できます。
気になるのが、本補助金のメインターゲットと思われる製造業向けの製品がほとんど登録されていないところですね。機器メーカーに周知されていないのでしょうか。

以上、中小企業省力化投資補助金でした。
ポストコロナ時代に向けた補助金として期待されていましたが、私の周りでも申請を行ったという話はあまり聞いたことがなく、周知が進んでいないのかもしれません。
応募期間を撤廃して随時受付とする対応や、全国で説明会を開催するなどのイベントも行われていますので、カタログに登録される機器が増えれば申請が増えるかもしれません。今後の動きに注目ですね。

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