こんにちは!SKY労務事務所です。
今回は建設業の事業主に対する助成金「人材開発支援助成金(建設労働者認定訓練コース)」をご紹介します。
目次
人材開発支援助成金(建設労働者認定訓練コース(賃金助成))とは
人材開発支援助成金(建設労働者認定訓練コース)とは、厚生労働省が実施する建設業向けの助成金で、労働者に認定訓練を受講させることで、その期間、賃金の一部が補助される助成金となります。
建設労働者認定訓練コースは下記の3つのコースが用意されています。
・建設労働者認定訓練コース(経費助成)
・建設労働者認定訓練コース(賃金助成)
・建設労働者認定訓練コース(賃金向上助成・資格等手当助成)
今回は賃金助成について解説します。
対象となる事業主
申請対象となる事業者は下記の全てを満たした事業者となります。
・「建設の事業」としての雇用保険料率の適用がされている中小建設事業主。
・雇用管理責任者を選任している。
・人材開発支援助成金(人材育成支援コース)の支給決定を受けている。
対象となる労働者
算定対象となる建設労働者は、中小建設事業主が雇用している雇用保険の被保険者である建設労働者であって、当該中小建設事業主が認定訓練を受けさせた従業員となります。
助成額
・助成額:算定対象の建設労働者1人につき日額3,800円
・賃金向上助成・資格等手当助成の要件を満たした場合は、1人につき日額1,000円増額されます。
ただし、1事業年度の上限は1,000万円となります。